ヤクルトのチームマスコット・つば九郎は12月12日、東京都内で衣笠剛球団社長と会談。15日からの優勝旅行に参加を希望したが、「君の名前は搭乗者リストにない」と断られる一幕を演じた。
14年ぶりにセ・リーグを制したヤクルト。チームはハワイへ優勝旅行に出発する。自分も同行するつもりでいたつば九郎は、旅行誌を購入して観光の計画を立てていた。だが、衣笠社長が発した「パスポート」の一言で事態が急転する。
パスポートの存在を知らなかったつば九郎は、慌ててコンビニで調達しようとするが、売ってないと冷静に諭され意気消沈。それでも衣笠社長の「帰ってきたらいい査定をしようと思う」の一言で気を取り直した。
今季年俸9000円プラス出来高払いだったつば九郎は、「やまだくんをねらいます」と2億2000万円で更改した山田哲人内野手を引き合いに出し、大幅アップを要求。もし叶わなかった場合は「NPBでちょうてい」も辞さない構えを示した。
毎年の風物詩となったつば九郎の契約更改に、「毎年契約更改が気になってしまう」「売り上げにはかなり貢献してると思う」「つば九郎が球団やファンを盛り上げたのは間違いない」「ハワイ連れて行ってあげてよー」「つば九郎の年俸問題はほっこりと笑える」など、野球ファンからは大きな注目が集まっている。
つば九郎と球団の契約更改交渉は優勝旅行後、年末に行われる見込み。
《岩藤健》
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