Point Green 推進環境会議 運営事務局は、スポーツの力で地域を元気にするプロジェクト「アスマッチプロジェクト」を発足した。
「アスマッチプロジェクト」では、アスリートと地域（街）をつなげ、現役を退いたアスリートが未来のアスリー育成、体力向上、地域のメンターとなるような活動を行う。地域のスポーツショップ店員としてアスリートが働いたり、地域の小学校やスポーツ施設にアスリートを派遣するなどの活動を予定している。
現役を引退したアスリートのセカンドキャリア問題は、スポーツ界にとって無視できない問題となっている。アスリートの引退後の就業状況は十分ではなく、安定した収入も確保しづらい。そこでPOINT GREENでは、元アスリートと企業や自治体をマッチングし、アスリートのセカンドキャリアをサポートする。同時に、地域や街も元気にしていく活動を行う。
プロジェクトのポイントは、メインの業務内容として、スポーツの延長線上にある仕事をしていき、現役時代の経験やノウハウを活かしつつ、アスリートのモチベーションも向上させていくこと。勤務先の地域住民に向けたスポーツイベントやクリニックなどを通して、子どもたちに高い技術やスキルを還元することや、高齢者の健康増進に貢献することなどもポイントとなる。
プロジェクトには、ボルシア・ドルトムント所属の香川 真司選手や元サッカー日本代表の三浦 淳寛氏など日本代表クラスのアスリート、ビジネス界から多数の有識者がアドバイザリーとして参加することが決定している。プロジェクト第1弾は、ヒマラヤグループと協議中だ。
《美坂柚木》
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