パリの同時多発テロ、サッカー代表戦も標的に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

パリの同時多発テロ、サッカー代表戦も標的に

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11月13日夜、フランスのパリで大規模な同時多発テロが起こった。サッカーのフランス代表対ドイツ代表が行われた、スタッド・ドゥ・フランスもテロの標的にされた。

フランスのフランソワ・オランド大統領は観戦を中止、対応にあたった。ファンは場外の混乱を避けるため試合後のピッチ上に移動した。ピッチ上でインタビューを受けた若者は、「スタジアムの演出のひとつだと思っていたが、おかしいなとも感じた。でも何も情報がなかったから、試合を見続けていた。何かひどいことが起こったなんて思いもしなかった。立ち見席では混乱はなかった」と当時の様子を語る。

フランスサッカー協会のノエル・ルグラエ会長は、「J入り口の近くで3つの爆発があり、3人が亡くなった」と事件の詳細を明かした。

フランスではサッカー場も含め7箇所が襲撃を受けた。パリ中心部にあるコンサート会場では、何者かが押し入り人質を取って立てこもったが14日未明に治安部隊が突入、容疑者らを射殺した。

今回の影響でフランスは非常事態を宣言し、国境を封鎖する。17日に予定されていたイングランド代表との試合は中止される見込み。
《岩藤健》

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