2015年のF1第17戦メキシコGPの決勝が現地時間の11月1日に行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がポール・トゥ・ウィンを飾った。
23年ぶりの開催となったメキシコのエルマノス・ロドリゲスサーキットでのレース。スタート直後から3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がダニール・クビアト(レッドブル)と接触しタイヤバースト。いきなり後退を余儀なくされる他、新型パワーユニットで上位進出を目指すフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)はMGU-Hのトラブルで早々に脱落するなど波乱の展開となった。
そんな中、ポールポジションからスタートしたロズベルグは僚友のルイス・ハミルトンを終始圧倒。ピットストップでトップを譲った以外は全てリードしトップチェッカー。今季4勝目を挙げた。ここ数戦は不運なトラブルや、些細なミスで勝利を逃していたが、第8戦オーストリアGP以来、9戦ぶりの勝利に終始笑顔だった。これで272ポイントに伸ばしランキング2位だったベッテルを逆転。21ポイントのアドバンテージを得た。
また2位にはハミルトンが入り、今季15回目のポディウムフィニッシュ。3位にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が続いた。
序盤にアロンソのリタイアを強いられたマクラーレン・ホンダ勢。残るジェンソン・バトンは新パワーユニットで臨んだがポイント獲得には至らず14位でチェッカーを受けた。
2015 F1メキシコGP 決勝結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
4.ダニール・クビアト(レッドブル)
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
6.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
7.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
8.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
9.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
10.ロマン・グロージャン(ロータス)
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14.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
リタイア.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
【F1 メキシコGP】ロズベルグ、ポール・トゥ・ウィンで9戦ぶり勝利…ホンダは圏外
《吉田 知弘@レスポンス》