おしゃれな自転車のエキシビション「サイクルレターズ」が大阪で初開催 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

おしゃれな自転車のエキシビション「サイクルレターズ」が大阪で初開催

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自転車エキシビション「サイクルレターズ」が大阪で初開催
  • 自転車エキシビション「サイクルレターズ」が大阪で初開催
  • 石川望さんのライド&撮影ワークショップ
  • リンドウバイクスのバレットライティング(中央)、手前はシューズブランドRFW
  • 元メッセンジャーのマディソンさんがアメリカの自転車事象を紹介
  • 今ではめったに見られない活版でレザーの装飾を体験できた
  • 目と鼻の先にあるアメリカ村からヴィンテージアパレル店「チャンヌ」のナウいサイクルウェアも
  • サイクルアーティスト、谷信雪さんが手がける自転車も来場者の目を引く
いつもの自転車暮らしに嬉しいアクセントを発見できるイベントCycle Letters(サイクルレターズ)が9月26日、大阪市で開催。日常にも活かせる自転車アイテムを産みだすブランドが集まり、会場に訪れた人はそのクオリティーの豊かさに目を輝かせた。

出展ブランドは加島サドル製作所や自転車のレザーグッズを扱うmoca(モカ)を筆頭に、遠くは徳島からリンドウバイクスも。アルミから削り出した充電式LEDライト「バレットライティング」はどんな自転車にもに合う。

会場ではワークショップも充実。フォトグラファー石川望さんによるライド&撮影など参加者たちは終始、楽しみつつも真剣に取り組んでいた。今では見ることができない活版を使ったレザーのデザイン制作体験はひとつ作るのに大掛かりな作業を繰り返す。手間ひまのかかった作品に体験者も嬉しそうな表情を見せた。

トークイベントでは当初予定されていたジャッキーフェランさんが来日中止となったため、同じ米国人で元メッセンジャーのマディソンさんが代役を務め米国の自転車事情を紹介。州によって法律が全く違い、路面状況も日本と比べ悪路が多いという。そんな中でも自転車ユーザーに優しい町がMTB発祥の地サンフランシスコで、米国内でもトップクラスの自転車環境が整っていると話す。

来場者から頻繁に質問があり、それに受け答えするマディソンさん。「アメリカの交通環境は課題が多く、自転車が走りやすい環境になるために、みなが知恵を出し合っている状況は日本と同じ」という言葉に多くの人がうなずき、共感していた。

女性を中心に手がけられているフリーペーパー季刊誌「cycle」が関わっているだけに、やわらかい雰囲気で女性の来場者も多かった同イベント。日程は未定だが次回開催が予定されている。
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