【高校野球】「ヨッシャ!」オコエが吠えた、劇的2ランで関東一ベスト4進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】「ヨッシャ!」オコエが吠えた、劇的2ランで関東一ベスト4進出

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第97回全国高校野球選手権大会12日目、第4試合は興南(沖縄)と関東一(東東京)が対戦し、九回表にオコエ瑠偉の2ランで勝ち越した関東一が5-4で初のベスト4進出を決めた。

チームは興南のエース比屋根雅也から3点を奪い、リードして試合を進めたが、その間オコエは4打数、無安打、2三振と完璧に抑え込まれていた。左腕の変則トルネードから内角に食い込んでくるクロスファイヤーに対し、体が早めに開くのを我慢できなかった。

オコエの第5打席は同点の九回、二死二塁の場面で回ってきた。米沢貴光監督からは「開くな」と指示を受け打席に向かった。カウント2-1から低めの球を叩くと、打球はレフトスタンドに飛び込む勝ち越しホームラン。

打った瞬間「ヨッシャ!」と叫んだオコエ。「完璧な一発が出るとつい」やってしまう癖だという。

劇的な勝ち越しホームランに「今年は凄い試合が多いな。これだけスター性のある高校生が多いのも珍しい」「まるでマンガのようにヒーローが活躍したり、敗北したり本当にドラマチックな試合が多いね」「無安打で9回に決勝のツーラン打つところがスター性を感じる」「持ってるな」など、スターの資質十分といった声が多い。

準決勝の相手は高校ナンバーワン左腕の小笠原慎之介を擁する東海大相模。オコエは「いつか当たる相手だと思っていました。怖がらず自分たちの野球をしたい」と抱負を語った。
《岩藤健》

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