【ツール・ド・フランス15】第6ステージ、スティバルがツール初勝利…ゴール前でマイヨジョーヌが落車 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】第6ステージ、スティバルがツール初勝利…ゴール前でマイヨジョーヌが落車

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2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)が優勝
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)が優勝
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が負傷
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が負傷
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)が優勝
2015年ツール・ド・フランス、7月9日の第6ステージはアブビル~ル・アーブルの191.5km。ゴール前でマイヨジョーヌのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が落車負傷する中、単独で抜け出したチームメイトのゼネク・スティバルがツール初勝利を獲得した。

海岸沿いの細かなアップダウンをこなしながら進むこの日、序盤にダニエル・テクレハイマノ(MTNクベカ)ら3人の逃げが形成され、最大12分30秒のリードを築く。

エリトリア出身のテクレハイマノは3つ設定された4級山岳をすべてトップ通過。アフリカ人初の山岳賞ジャージ着用を確定した。

メイン集団ではステージを狙うロット・スーダル、ジャイアント・アルペシン、そして後半には総合上位勢を抱えるチームがペースを上げ、残り3kmですべての逃げを吸収する。

ゴール前1.5kmから始まる上り坂で優勝争いが激化する中、ラスト800mで総合首位のマルティンが落車し、左肩を痛める。ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、ナイロ・キンタナ(モビスター)ら他の有力選手も巻き込まれるが、大事にはいたらず、ゴールにたどり着いた。

その間、先頭では元シクロクロス世界王者のスティバルがラスト500mでライバルの先手をついてアタック。ツール初出場でステージ優勝を獲得した。後続は2秒差で、2位はペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)、3位はブライアン・コカール(ヨーロッパカー)。

一方、負傷したマルティンはチームメイトに支えられながらゴール。ラスト3km落車の救済措置によりタイムは失わず、マイヨジョーヌは辛うじて守った。しかし、検査で鎖骨骨折が明らかになりリタイアすることになった。
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