【ツール・ド・フランス15】第3S、ロドリゲスがユイの壁を制す…総合首位はフルームへ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】第3S、ロドリゲスがユイの壁を制す…総合首位はフルームへ

スポーツ 短信
2015年ツール・ド・フランス第3ステージ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が優勝
  • 2015年ツール・ド・フランス第3ステージ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が優勝
  • 2015年ツール・ド・フランス第3ステージ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が優勝
2015年ツール・ド・フランス、7月6日の第3ステージはアントワープ~ユイの159.5km。途中50人あまりの選手が巻き込まれる大落車が起こったが、最後はユイの壁を上る激坂ゴールをスペインのホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が制した。

この日はオランダを離れ、ベルギーへ。後半はクラシックレースのラ・フレッシュ・ワロンヌで使われるコースを走る。スタート直後、2日連続となるヤン・バルタ(ボーラ・アルゴン18)ら4人が逃げ、最大3分45秒のリードを築く。

ラスト60km、逃げの4人を捕まえる直前に集団落車が発生。マイヨジョーヌのファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)も含めた50人ほどが巻き込まれ、マイヨブランのトム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン)ら4人がリタイヤに追い込まれた。

この後、レースはニュートラル化されて集団がストップ。25分後に再開されると、スカイ、ティンコフ・サクソ、アスタナら有力チームがペースを上げ、集団が分裂。カンチェラーラなど負傷した選手は大きく遅れる。

いよいよ最後のユイの壁に突入すると、クリストファー・フルーム(スカイ)とアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)の争いが勃発。しかし、ラスト400mでロドリゲスが加速するとライバルたちを振り切って5年ぶりとなるツールのステージ優勝を飾った。

フルームは同タイムのステージ2位に入り、早くも総合首位のマイヨジョーヌを獲得。一方、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)とナイロ・キンタナ(モビスター)は11秒遅れ、コンタドールは18秒遅れでゴールした。
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