【プロ野球】楽天阿部のプロ初サヨナラ打、連敗を8で止める | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】楽天阿部のプロ初サヨナラ打、連敗を8で止める

スポーツ 短信
野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
7月5日の楽天対日本ハム戦は、楽天が九回に阿部俊人にプロ初サヨナラ安打が飛び出し3-2で勝利、6月23日から続いていた連敗を8で止めた。

試合は七回に後藤光尊の適時二塁打で楽天が2-1と勝ち越した。しかし直後の八回、中田翔がライナー・クルーズの154キロ高めストレートをバックスクリーンに弾き返し、同点の22号ソロで日本ハムが追いつく。

同点の九回に楽天は3連投となる松井裕樹をマウンドに送る。松井は2アウトからランナー2人背負ったが、陽岱鋼を変化球で打ち取り無失点で味方の反撃にかけた。

あとを託された打線は1アウト満塁のチャンスを作り、ベンチから阿部に出されたサインはスクイズ。しかし、これを阿部が痛恨の空振り。スタート切っていた三塁ランナー、ギャビー・サンチェスがアウトになり、2アウト二塁、三塁と変わった。

スクイズ失敗で延長戦かと思われたが、カウント2-2から阿部に投じた鍵谷陽平の8球目は、キャッチャーが構えた外とは逆のインコース。これをセンター前に落とし、阿部が自らのバットで試合を終わらせた。

ようやく長い連敗街道から抜け出す勝利に「連敗が止まった瞬間、泣いた」「長いトンネル抜けましたね!」「やっとトンネル抜け出した!これから連勝して、CS への道にいこう!!」「今日は美馬のナイスフィールディング、後藤のグラブトスなどナイスプレーが流れを渡さず、サヨナラに繋がったように感じました」など、ファンも勝利の瞬間には興奮したという声が多い。

大型連敗で借金は5に膨らみ、CS出場圏の3位まで7.5ゲーム差。厳しい状況に変わりはないが、最後まで一丸となって戦い続ける。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top