2015年UCI MTBワールドカップ・ダウンヒル第3戦オーストリア・レオガングが開催。女子はレイチェル・アサートンが連勝し、ワールドカップ通算22勝目を挙げた。
世界チャンピオンのマノン・カーペンター（マディソン・サラセン）がコースアウトし、失格となる波乱の中、予選3番手のターニー・シーグレイブ（FMDレーシング）がそれまでの暫定トップタイムを7秒も更新し、新たにトップに立つ。
続く予選2番手、第1戦優勝のエメリーン・ラゴ（MSモンドレイカー）はシーグレイブに約0.2秒およばず。最後に出走した予選トップ、第2戦優勝のアサートンはシーグレイブのタイムを約3秒上回り、オーストリア大会での自身初優勝を飾った。
アサートンは、「レースを楽しみました。チャンスをつかむためにはできるだけ速く走らなければいけないので、とてもうれしいです。予選で速いのはいいことですが、他のみんなに基準を教えることになる。頂上では雨が降り出し、少し滑りやすくなってちょっと心配しましたが、下の方はドライだったので大丈夫でした」と振り返った。
この結果、アサートンは670ポイントでランキング首位をキープ、2位はラゴで585ポイント、3位はシーグレイブで446ポイントと続く。
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