【全仏オープン15】錦織、3回戦の相手ベッカーが棄権…不戦勝でベスト16進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全仏オープン15】錦織、3回戦の相手ベッカーが棄権…不戦勝でベスト16進出

スポーツ 選手
錦織圭(2015年5月27日)
  • 錦織圭(2015年5月27日)
  • ベンジャミン・ベッカー(2015年5月27日)
全仏オープンテニスの男子シングルス3回戦で、錦織圭と対戦を予定していたベンジャミン・ベッカーが、右肩の負傷のため試合を棄権したことが分かった。錦織は不戦勝でベスト16に進んだ。

2回戦のベッカーとフェルナンド・ベルダスコとの試合は、まさに死闘・激闘と呼ぶに相応しいものだった。先にセットカウント1-2とリードされたが、第4セットを奪い返しベッカーがフルセットに持ち込む。

第5セットも両者譲らず互角の戦いが展開。最終セットはタイブレークがない全仏の規定により、勝負は第18ゲームまでもつれ込んだ。最終セットを10-8で取った瞬間、ベッカーはコート上で感情を爆発させ、勝利を喜んでいた。

棄権が発表されたベッカーにファンからは、「右肩の筋肉の裂傷だそうです。ベルダスコとの試合の激しさを物語っています」「2回戦は壮絶な試合だったみたいだから、無理したのかな」「ダスコ戦で痛めてたって情報もあったし、重症じゃありませんように」など、やはり激闘が大きなダメージを残したのだろうという声が多い。

この報せを聞いた錦織はTwitterで、「ベンジャミンがケガをしたと聞いて、非常に残念に思う。彼が一刻も早く復帰してくれることを願う」とコメントを出した。

《岩藤健》

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