【プロ野球】強力打線の力で勝利したDeNA、課題はクローザーの不在 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】強力打線の力で勝利したDeNA、課題はクローザーの不在

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DeNAベイスターズの打線があらためて破壊力を見せつけた。4月1日の広島戦でDeNAは野村祐輔投手を打ち崩し、7-4で勝利した。

積極的な走塁とクリーンナップの勝負強さが光った試合だった。六回までに5-0と大きくリードしたDeNAは、七回にも倉本寿彦、黒羽根利規の連続タイムリーで2点を追加する。

七回に広島も1点を返し7-1で迎えた九回。中畑清監督はマウンドに山崎康晃を送った。前日は母親が観戦する前でプロ初セーブ記録したルーキーだが、この試合では3点を失う。最後は代打・新井貴浩をセカンドゴロに抑えたものの、今後に課題を残す投球内容だった。中畑監督は「隙を見せるとこうなる」と、山崎にクローザーとしての心構えを要求した。

2連勝で対広島3連戦の勝ち越しが決まったDeNA。2014年は4月に大きく負け越し、それがシーズン終盤で大きく響いた。今年は幸先の良いスタートにファンは、「昨年は4月の最後まで連勝が無かったから今回の連勝は嬉しい」「これを続ければCSは確実にいける」「先行、中押し、駄目押し、理想の点の取り方でした」「山崎くんは点を取られたけど、考えたら新人!最初は周りでカバーして行ければ良い!」など、期待も膨らむ。

守護神と期待された三上朋也が3月の頭に右ヒジの炎症で離脱。未だ本調子ではないだけに、今後も九回を抑える投手の人選に頭を悩ませることになりそうだ。果たしてチーム一丸となってスタートダッシュ成功させられるか。
《岩藤健》

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