【LONDON STROLL】アーセナルが異例の一般求人募集をする、たったひとつの理由 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】アーセナルが異例の一般求人募集をする、たったひとつの理由

スポーツ 短信
11月22日に行われたアーセナル 対 マンチェスター・ユナイテッド(c)Getty Images
  • 11月22日に行われたアーセナル 対 マンチェスター・ユナイテッド(c)Getty Images
  • ミドルスブラがアーセナルと対戦(2015年2月15日)(c)Getty Images
  • アーセナルvsマンチェスターシティ(2015年1月18日)(c)Getty Images
  • アーセナルvsマンチェスターシティ(2015年1月18日)(c)Getty Images
  • サウサンプトンvsアーセナル(2015年1月1日)(c)Getty Images
  • 11月22日に行われたアーセナル 対 マンチェスター・ユナイテッド(c)Getty Images
故障者の続出に悩むARSENALが、FIRST TEAMのSOFT TISSUE THERAPIST (軟組織療法士)を一般公開で募集中している。

ARSENALは毎シーズン多くの主力選手がケガでプレイできず、プレミアリーグ優勝を逃し続けている。そのために今シーズンから選手のコンディショニングを管理するフィットネスコーチとして、アメリカ人のSHAD FORSYTHEを向かえ入れた。

■チーム内フィットネス革命を推進するために

FORSYTHEはこの分野の第一人者と言われる人物で、2014年夏までの10年間をドイツ代表のフィットネスコーチとして過ごし、2014年のワールドカップの際には、ドイツ代表を優勝に導いた影の立役者である。

監督のARSENE WENGERは、最先端を行くと言われるFORSYTHEの「思考」・「栄養」・「動作」・「回復」を柱としたスポーツ方法論に期待している。彼の加入より多くの人々がARSENALのプレミアリーグ覇権奪回の切り札となるのではないかと注目している。

しかし、今シーズンも既に多くの主力が次々と負傷し、多くの勝ち点を逃し優勝争いから出遅れているため、フィットネス・コンディショニングの改善はそう容易なことではなく、長い目で取り組んでいかなければならない。安定感を欠くチームの現状改善に向け、フィットネス改革へと動き出したARSENALに今後も注目が高まる。

■技術者を広く募集

そんなARSENALのWEB SITE上で今、「SOFT TISSUE THERAPIST」を一般公開で募集している。2015年3月5日締め切りだ。

一般人には閉ざされたイメージのあるスポーツ界の就職。特に、イングランドの名門チームでこの様な就職募集要項を目にする事は大きな驚きでもある。マッサージやリハビリ指導が主な仕事内容との事で、マッサージ先進国でもある日本の技術者が食い込む、大きなチャンスなのではないだろうか。我こそはと思う方は、是非チャレンジして欲しい。
《Takaharu Osako》

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