半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス（以下ST）は、Instabeat社の革新的なスイミング用ヘッドアップ・ディスプレイに、STの最先端技術が採用されたことを発表した。
水泳を全く違うスポーツに変えてしまう可能性のあるウェアラブルデバイスが登場した。スイミング用ヘッドアップ・ディスプレイは、心拍数や泳ぐ速度など重要な情報をトラッキング・保存する。その情報をゴーグル上に投影するができるようになる。
Instabeat社は、スイマーのゴーグルに小型モジュールをクリップで取り付ける。このモジュールは、心拍数、速度、ラップ数、泳いだ距離、燃焼カロリー推定値など、重要なパラメータをトラッキング・保存・表示することができる。
このモジュールの光学センサーは、こめかみの血流から心拍数を計測することができる。その結果、胸を締めつけるストラップが不要になった。また、3個のRGB LEDがゴーグルのレンズにこれらの情報を投影する仕組みだ。さらに無線接続によりオンライン・ダッシュボードと同期。スイマーは水中から出て、このダッシュボード上で目標の設定やパフォーマンスの確認が可能することができる。
《》
page top
