2015年ツアー・オブ・カタール、2月13日の第6ステージ、ポーランドのマチェイ・ボドナール(ティンコフ・サクソ)は移籍初戦となったこのレースをわずか6秒差の総合2位で終える健闘を見せた。
ペーター・サガンとともに、今季キャノンデールからティンコフ・サクソへ移籍したボドナール。2012、13年にはポーランドTT王者のタイトルも獲得したスピードマンである。
カタール総合2位は29歳のボドナールにとって過去最高の成績のひとつで「とてもポジティブな1週間だった。僕たちは勝てなかったけど、強いチームであることを証明した。他のチームメイトの頑張りに感謝したい。彼らは6日間ずっと懸命に頑張っていたからね」と喜びを表していた。
前日の第5ステージでは終盤に集団を分裂させ、首位のニキ・テルプストラ(エティックス・クイックステップ)を窮地に追い込み、ボドナールがタイム差を逆転するチャンスがあった。しかし、ラスト1kmでテルプストラが再合流し、成功はしなかった。
ボドナールは「昨日は違う結果を出せたかもしれないけど、その瞬間に僕たちはできなかった。チャンスはあったんだ。そういうわけだけど、シーズン中の重要なレースで勝てるチャンスがあるという自信が、僕には強くなったよ」と今後につながるレースができたと満足していた。
《》
page top