【プロ野球】広島マエケン、東京五輪・野球「WBCとは違う重みがあると思う」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】広島マエケン、東京五輪・野球「WBCとは違う重みがあると思う」

スポーツ 短信
前田健太(2014年11月12日)(c)Getty Images
  • 前田健太(2014年11月12日)(c)Getty Images
2020年の東京五輪で、野球とソフトボールが五輪競技として復活することが有力になった。

これを受けて、広島の前田健太投手が「WBCとは違う重みがあると思う。出てみたい」と発言。自国東京で開催される五輪に向けて出場意欲を語った。

この発言に対しては、「メジャーのチームに所属していたら無理だろう」「油がのりきっている頃かな?もし出るとしたら期待してます」「東京五輪だし、出たい気持ちはわかるけどね…」などファンの声。まだ先の話であるだけに、現実味を感じないのも無理はない。

五輪野球にプロの選手が初めて参加したのは2000年シドニー五輪。この時は松坂や松中らが投打の軸として参加したが、3位決定戦で韓国に敗れてメダルを逃した。

また、2004年アテネ五輪では、長嶋茂雄監督のもと全メンバーをプロ選手で固めて金メダル獲得を目指したが、オーストラリアに敗れて銅メダルに終わった。

2008年北京五輪では予選を1位で勝ち抜いたものの、本大会でアメリカにも韓国にも勝てずにメダルを逃した。

確かに五輪とWBCでは日の丸の重みは異なるだろう。だが、WBC日本代表が常設されて久しい今、五輪の舞台にこれまで通りプロの選手が総出で出場することになるのだろうか。とはいえ、自国開催の五輪に出場を懇願する選手の気持ちも必然。今後も2020年に向けて、さまざまな思いと課題が交錯していくだろう。
《浜田哲男》

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