関東でのシクロクロスの草分け的なイベントであるGP-mistral第2戦が、普段の会場である群馬県・吉見から離れ、前橋のグリーンドーム駐車場特設会場で開催された。
JECXとなって2シーズン目の2014年も多くの参加者が前橋に足を運び、また地元からも多数の選手が出走した。
カテゴリーは例年通りのクラスレースに加えて最終レースにはトラックで馴染みの深いマディソンレースを取り入れ、各レースを走った選手達が最後の力を振り絞った。
各クラスレースはJE-1、JE-2、JE-3と分かれており、女性は通常クラスとエリート、40歳代以上の選手はMASTER-40、50、エリートと細分化され、キッズカテゴリーにおいてもBABI、KIDS、U14と1日のレースでかなりの数のクラスが消化されるが、それも主宰の大山氏の参加者への配慮とシクロクロスへの情熱によるところだろう。
エリートクラスでは弱虫ペダル シクロクロスチームの山本和弘が優勝し、大会に花を添えた。
冬場になりサイクルスポーツは休養に入る方も多いかもしれないが、シクロクロスはこれからがシーズンでありGP-mistralも2015年2月まで3戦を開催する予定だ。
初心者でも気軽に参加し楽しめるアットホームな大会なので、冬のサイクルスポーツの楽しみ方としておすすめ。
《高橋智宏》
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