アメリカからドミニカ共和国に向かう飛行機の中で、アメリカンジョークでは済まされない事態が起こった。
騒動の原因となったのは米国人男性。この男性は咳をしながら「私はエボラだ」と発言した。本人としてはユーモア精神を発揮したつもりだったのだが、周りにいた乗客は時期が時期だけにそう取ってくれなかった。
この情報はすぐさま乗客から乗務員に伝えられ、物々しい防護服を着た係官が男性を連行した。
男性は「冗談だった」と明かし、感染も確認されなかった。
この話題にネットでは、
「これははずい」
「バカかおまえは」
「冗談では済まされない状況になってきていることは確実」
「まだこの手のジョークを言うアメリカ人いるんだ…」
緊迫した場面こそ冗談を口にしたくなるお国柄なのかもしれないが、時と場合を選ぶ最低限の教養あってこそのジョークということだろう。
《岩藤健》
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