自転車競技メジャー化目指し「横のつながりのハブに」JrIDE PROJECT栗村修氏 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

自転車競技メジャー化目指し「横のつながりのハブに」JrIDE PROJECT栗村修氏

スポーツ 短信
JrIDE PROJECT栗村修氏
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サイクルスポーツを野球、サッカーと並ぶメジャー競技とするために「JrIDE PROJECT(ジェイ・ライド・プロジェクト)」が発表された。

元プロロードレーサーであり実行委員を務める栗村氏が、テーマ「子供とスポーツの関わり」についてジェイ・ライド・プロジェクト発表の場において講演した。

プロジェクトは世界に通じる選手の輩出を主題とし、そのための競技人口の拡大、さらにサイクルスポーツをメジャーにし、底辺拡大のため一般的な認知度を高める事から始まる。

「野球やサッカーと比べたサイクルスポーツは競技人口が薄く、特にU23以下では諸外国と比べて世界レベルの選手に対する分母が極端に少ないのが現状であり、競技人口を拡大し分母を広げる事で適正のある人材を確保し育成、そして日本チームとしてプロツアー参戦の可能性も見出すことが出来る」という栗村氏。

しかし、底辺を拡大するためには競技人口、さらにサイクリストを増やしサイクルスポーツの一般的な認知度を上げる必要がある。

そのためには、自転車界が個々の動きではなく横の繋がりを強固にし、普及と人材育成をしていかなければならない。

「プロジェクトではそのような動きをけん引するのではなく、活動を広げていくためのハブとして機能することでサイクルスポーツの普及、メジャースポーツ化と世界で通じる選手の育成に繋げる」(栗村氏)という目的があるとした。

そして、後々は活動を「ロードレースに限らずMTB、BMXにも広げ、有望な人材が適正のある自転車競技に、垣根を越えて育成出来る環境を整えたい」(栗村氏)としている。
《高橋智宏》

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