【ツール・ド・フランス14】第10ステージ、ニーバリが頂上ゴールを制しマイヨジョーヌを取り戻す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】第10ステージ、ニーバリが頂上ゴールを制しマイヨジョーヌを取り戻す

スポーツ 短信
ステージ2勝目を挙げたニーバリ
  • ステージ2勝目を挙げたニーバリ
  • ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)ツール・ド・フランス14 第2ステージ
7月14日(月)第10ステージ:ミュルーズ~ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ(161.5km)

先頭9人は、最後から2つ目の1級山岳レ・シェヴレールに突入。ここで人数が絞られ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が残り19kmで単独先頭に立つ。下りでミカル・クビアトコウスキー(オメガファルマ・クイックステップ)が追いつくが、最後の1級山岳ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユの上りに入ると、残り5kmで再びロドリゲスがひとりで抜け出した。

一方、メイン集団もアスタナのペースアップで人数を減らしていき、1級山岳レ・シェヴレールでマイヨジョーヌのトニー・ギャロパン(ロット・ベリソル)も遅れ始める。

さらに有力選手だけに集団が絞られる中、最後の上りに入ると、総合2位のビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)自らが残り3kmでアタック。残り1.2kmでロドリゲスを捕まえると、そのまま振り切って頂上ゴールを制し、今大会2度目のステージ優勝を挙げた。2位は15秒差でティボー・ピノ(FDJ)、3位は20秒差でアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が続いた。

ニーバリは再び総合首位に浮上し、1日でマイヨジョーヌを取り戻した。総合2位は2分23秒差でリッチー・ポート(チームスカイ)、3位には2分47秒差でバルベルデがつけている。ギャロパンは3分12秒差の総合5位に後退した。

ニーバリにとっては、最大のライバルと見られていたアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)のまさかのリタイアで、総合優勝争いは有利な状況となった。

山岳賞はこの日も移動し、51ポイントまで伸ばしたロドリゲスがマイヨブランアポアルージュを獲得。ヤングライダー賞のマイヨブランは、ロマン・バルデ(アージェードゥーゼル)に移った。ポイント賞のマイヨベールは、ペーター・サガン(キャノンデール)がキープ。敢闘賞は、2日連続でトニー・マルティン(キャノンデール)が受賞した。

山岳ポイント
残り36km(125.5km)3級山岳:レ・クロワ
ロドリゲス 2
ボクレール 1

残り18km(143.5km)1級山岳:レ・シェヴレール
1.ロドリゲス 10
2.ビスコンティ 8
3.クビアトコウスキー 6
4.モワナール 4
5.リブロン 2
6.ボクレール 1

フィニッシュ(161.5km)1級山岳:ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ
1.ニーバリ 20
2.ピノ 16
3.バルベルデ 12
4.ペロー 8
5.バルデ 4
6.バンガーデレン 2
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