【ツール・ド・フランス14】ツール連覇の夢を断たれたフルーム「2度目のクラッシュ後は走り続けられなかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】ツール連覇の夢を断たれたフルーム「2度目のクラッシュ後は走り続けられなかった」

スポーツ 短信
クリストファー・フルーム(チームスカイ)
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2013年ツール王者クリストファー・フルーム(チームスカイ)は、雨の第5ステージで2度の落車を喫した。前日のクラッシュで負傷した左手首の痛みに耐えられず、チームドクターの判断でリタイアを決めた。皮肉にも、この日の勝負どころとなる石畳区間に入る前だった。

ツール連覇の夢を早くも断たれたフルーム。チームの公式サイトで以下のように語っている。

「リタイアすることになって、すごくショックだ。2度目のクラッシュの後なので正しい判断だし、走り続けられないことはわかった。今夜自宅に帰って、ケガの状況を正確に見極めるため手首をスキャンする。昨夜のレントゲン検査では骨折ははっきりとわからなかったし、今日はレースに出たかった。でも、明らかに痛みはあったし、スタートから左手首を厳重に固定していた。いつバイクに戻れるかはまだ言えない。体調を完全に戻すことに集中する」

「チーム全員が僕のためにできる限りのことをしてくれた。選手、サポートスタッフ、メディカルチームはすばらしかった。今日、僕を完走させるために全員ががんばっていたけど、そうならなかったのは残念だ。彼らはリッチー(ポート)をサポートする準備ができている。彼は絶好調だよ。僕とチームを応援してくれたファンにも感謝したい。イギリスでツール・ド・フランスを走ったのは本当にいい思い出だ。あの大観衆と声援は決して忘れないよ」
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