本場・イタリアでは初夏の風物詩。花ズッキーニを味わおう | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

本場・イタリアでは初夏の風物詩。花ズッキーニを味わおう

ズッキーニは1980年代に日本でも栽培されるようになった比較的新しい野菜である。しかしヨーロッパでは古くからなじみが深く、緑や黄色の色とりどりの種類に加え、花ズッキーニも楽しまれている。日本ではまだ出回りが少ない、花ズッキーニの楽しみ方を紹介する。

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本場・イタリアでは初夏の風物詩。花ズッキーニを味わおう

ズッキーニは1980年代に日本でも栽培されるようになった比較的新しい野菜である。しかしヨーロッパでは古くからなじみが深く、緑や黄色の色とりどりの種類に加え、花ズッキーニも楽しまれている。日本ではまだ出回りが少ない、花ズッキーニの楽しみ方を紹介する。

1. ズッキーニとは

ズッキーニは「ペポカボチャ」とも呼ばれる、カボチャの仲間である。しかしカボチャの仲間とはいえ、少し性質が異なる。カボチャは熟したところを食べる野菜であるため、一部の品種を除いて生食に向かない。しかしズッキーニは開花後5~7日程度の未熟果を食べる。そのため果肉はやわらかく、生食も可能だ。むしろそのまま完熟させてしまうと繊維質が多くて食味が悪く、食用に適さない。
ズッキーニは20cmほどの長さの細長い緑色のものがメジャーであるが、このような姿になったのは19世紀後半にヨーロッパで品種改良をされたものである。種類には緑色のもののほかに黄色い「イエローズッキーニ」、球形をした「丸ズッキーニ」、円盤のような形でデコボコしている「UFOズッキーニ」などもある。色や形の違いはあまり味に影響しないので、料理によって使い分けがされている。たとえば「丸ズッキーニ」は肉詰めなどの料理のときに好まれる。
比較的最近日本でも作られるようになった新顔野菜ではあるが、すっかり浸透したため使用頻度も高く、通年出回っている。本来の旬は6~8月の夏野菜。栄養価の面でもカボチャに似ており、β-カロテンやビタミンE、ビタミンCなどを摂取できる。カリウムも豊富である。

2. 花がついているのは初夏の数日・期間限定の楽しみ、花ズッキーニ

ズッキーニには色や形によって種類があるが、花ズッキーニといってズッキーニの先端に黄色いズッキーニの花がついているものがある。これは開花前後のズッキーニの幼果を若採りしたものであって、品種ではない。もともとズッキーニは開花後まもない未熟果を楽しむ野菜であるが、花ズッキーニはさらにその前段階のほんの短い期間に収穫される。食べごろもわずかな期間しかないため、非常に時間が限定されている貴重な食材である。店頭での出回りはそれほど多くはないが、ズッキーニが旬を迎える初夏ごろには直売所などの店頭にわずかに並ぶ。花弁のなかに保護クッションを詰めて、大切に出荷される。
イタリアでは夏の定番食材であるが、日本ではまだなじみが薄いだろう。ズッキーニの花にも雄花と雌花がある。どちらも食べることは可能だが、雌花は花の下に小ぶりのズッキーニがついているので、見た目が良い。どちらの花も雄しべや雌しべの部分はあまり味が良くないので取り除き、そのほかの部分はまるごと味わうことができる。
店頭で見かけたら、花が開ききっていないか、しおれていないかを見ることで、鮮度を確認できる。日持ちはしないため、購入したらその日のうちに味わうと良い。

3. 花ズッキーニのおすすめの食べ方

花ズッキーニは、花の中に具を詰めてフリッターにするのが定番の食べ方。ズッキーニは油調理との相性が良いが、花ズッキーニも同様。しかしズッキーニが生食でもおいしく食べられるのに対し、花ズッキーニは生食に向かない。雌花の下についているズッキーニの幼果は生でもやわらかくておいしく食べられるが、花の部分は生で食べると少し苦みを感じてあまりおいしくないのでおすすめではない。
調理の下処理では、雄しべや雌しべを取り除き、花の内側も軽く水洗いする。
花ズッキーニ自体の味は淡泊であるため、花の中にモッツァレラチーズやリコッタチーズのような濃厚なチーズを詰めるとよく合う。イタリアではフリッターが定番だが、天ぷらでもから揚げでも良い。カラッと揚げるのが向いている。フリッターとは洋風のてんぷらのようなもので、衣にベーキングパウダーを入れてふんわりさせるのが特徴。そのおかげでやわらかい食感にカラッと揚がる。揚げた花ズッキーニは塩をかけて食べても良いし、トマトソースなどとあわせても良いだろう。
花の中に詰めるものはチーズのほかにもひき肉や魚介類のすり身を使うこともある。また、少し変わったところでは、ハーブで風味をつけて炊いたお米を詰めることもある。これは揚げても良いが、蒸してもおいしく味わうことができる。

結論

食のぜいたくとは、高級食材を楽しむことに限らない。「今しか食べられない」という限定も、食欲をそそる要素の一つであろう。花ズッキーニは限られた初夏の期間しか楽しむことのできないぜいたくさと、見た目の華やかさを持った食材である。出回りは少ないので、見かけた際にはぜひ手に取っていただきたい。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

《オリーブオイルをひとまわし編集部》
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