リオ前哨戦、車いすラグビー国際大会…日本代表は1勝4敗「いい経験ができた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リオ前哨戦、車いすラグビー国際大会…日本代表は1勝4敗「いい経験ができた」

スポーツ 短信
2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2日目の試合を終えてインタビューに応じた日本代表キャプテン・池透暢選手(2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会、千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2日目の試合を終えてインタビューに応じた日本代表・池崎大輔選手(2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会、千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
  • 2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会(千葉ポートアリーナ、5月19~22日)
2016年リオパラリンピックの前哨戦となる、ウィルチェアーラグビーの国際大会が千葉みなとで開催。米国、オーストラリア、英国、日本の世界ランキング上位4カ国がリーグ戦に挑んだ。大会2日目となった5月20日、日本は米国に4点差をつけ勝利、オーストラリアに7点差で負けた。

千葉ポートアリーナで5月22日まで4日間にわたり繰り広げられたウィルチェアーラグビー国際大会。日本代表チームは初日、英国に50-53で、オーストラリアに55-64で2試合とも負けている。

大会2日目は米国に52-48で初勝利。2日目終了後、日本代表の7番・池崎大輔選手は、「終始、自分のペースで自分たちのプレーができた。アメリカといえば、世界ランク2位だし、ニュープレーヤーが色々なラインを試しているというなかでも、すごくフィジカルの強いチーム。プレッシャーの強いチームなので、それに耐えて勝ち取ったというのは、間違いなく次につながるもの。いい経験だった」と手ごたえを感じた。

この日、日本はオーストラリアと再び対戦。50-57と差をつけられて敗れたが、池崎選手は、「オーストラリアは、ハイパフォーマーのライリー・バットとクリストファー・ボンドという“二枚看板”がいる。その世界1位2位のプレッシャーに耐えるだけのものも作っていかなければならない。それに耐えればオーストラリアにも勝てるし、昨年1回勝ってるので、もう一度修正しながら必ず勝つようにしたい。勝負はここじゃない。リオを見据えたことで、チームの底上げとしてはいい経験ができた」と語った。

この時点で決勝進出の可能性を失った日本代表チーム。そのキャプテンを努める池透暢選手は、「悔しい。より強いチームに勝ち切ることで、よりいい経験がたくさん積めるはずだったが、できなかったのは正直悔しい。(自国の)千葉でやれるということで、もっといい結果を残さなければというプレッシャーもあったし、もっとやれるはずだと正直思う」とかみしめた。

22日まで開催される本大会。池選手は、「やっぱりイギリスチームが今大会、すごく勢いがあって仕上がりもよくて、もう負けてた展開から逆転勝利を得たので、リオに向けて、日本も倒すべき苦しい試合になると思うが、現段階よりも、何倍も何倍もつめていくところはつめていって、しっかりもう一度、ひとつでも上位に食い込めるようにがんばるだけ」と伝えた。
《大野雅人》

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