巨人、揺れる新監督人事…球団は高橋由伸を軸に検討か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

巨人、揺れる新監督人事…球団は高橋由伸を軸に検討か

スポーツ 短信
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巨人は原辰徳監督が退任し新監督人事の長期化が予想されているが、10月19日に新監督として高橋由伸外野手兼任コーチを軸に検討していることが分かった。

球団生え抜きのスターに白羽の矢が立った。原監督の勇退会見に同席した白石オーナーは、「新しい風を吹き込んでくれる人。原野球を継承できる人材が好ましい」と発言。高橋由は原監督のもとで長年に主力として活躍してきた。近年はコーチも兼任し、選手としては代打の切り札的存在として存在感を発揮。原野球を知り尽くしている上、選手からの人望も厚く、生え抜きの数少ないスターとしてファンからの人気も絶大だ。

しかし、本人はまだ現役にこだわる姿勢を見せており、交渉は難航するとも想定される。今季は代打とはいえ好成績を残し、戦力としてもまだまだやれるところを見せている。

クライマックスシリーズでヤクルトに敗退後、原監督の退任に伴い、江川卓氏、川相昌弘ヘッドコーチの監督昇格など、新監督候補にはさまざまな憶測が飛んでいる。

この件に対してファンからは、「川相ヘッドコーチの昇格が一番スムーズだと思う。巨人のスターだし、中日でもコーチしているし経験豊富」「由伸は早いでしょう。まだ選手としてやりたいと思うし、いきなり監督は荷が重い」「人気も実力もあるけど、他にいないの?って感じ。川相が妥当だと思う」など、川相ヘッドコーチの昇格を現実路線と考える声が多く挙がっていた。

阪神の新監督に金本知憲氏、DeNAの新監督にアレックス・ラミレス氏が就任決定するなど、各球団が早急に新監督を発表する中、12球団において来季の指揮官が未定なのは巨人のみ。球界の盟主を率いる指揮官は誰になるのか。今後の動向に注目が集まる。
《浜田哲男》

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